経済・社会問題に関するページ

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経済や社会の問題を、フェアトレードの考え方に照らして解説する記事を掲載しています。
労働問題や途上国の社会にある差別や因習といった問題、自由貿易のような経済問題について、 フェアトレードの目指す「貧困のない社会」を実現する視点から、解説しています。

このページはカテゴリーページになりますので、詳細情報、は各記事をお読みください。

フェアトレードの目指す「公正な社会」の視点から、社会や経済問題が学べる本

ブランドなんか、いらない ナオミ クライン著

著者のナオミ・クラインは、反グローバリゼーションを掲げて取材・執筆活動を行うカナダの女性ジャーナリスト。
東南アジアなどの途上国にある先進国の有名ブランド企業の製品を実際に作っている工場の労働者たちに直接聞きとり調査を行い、本書を書きました。

先進国の消費者が好む華やかなブランド。
その影で多くの人たち、特に女性たちが悲惨な境遇で働かされている・・・。
よく聞く話ではあるかもしれませんが、その実態を詳細にこの本によって知ると、何とかしなくてはならないと感じます。

本の原題は「NO LOGO」と言い、世界中で出版され、世界のフェアトレードの関係者を含む多くの読者から非常高い評価、反響を得ました。日本版は、ここ2、3年絶版になっていましたが、2009年に内容を加筆したものが再出版されました。

値段が高い気はしますが、それだけの内容はあるので、後悔することはないと思います。
フェアトレードを学ぶ人には絶対に読んで欲しい本です。

コーヒー、カカオ、米、綿花、コショウの暗黒物語―生産者を死に追いやるグローバル経済
ジャン=ピエール ボリス著

現在のグローバル経済によって“一次産品”の生産が危機に陥っており、途上国の生産者が極度の貧困に追い込まれています。
この本は、その実態を、7年間にわたる現地調査・取材をもとに初めて徹底暴露し、ヨーロッパで大論争を巻き起こしている衝撃の書です。このサイトを作る際、かなり参考にさせてもらいました。

貧しさは自然現象ではなく、人為的に作られている。
貧困にあえぐ生産者と、腐敗や汚職で肥え太る官僚、そして悪どい手口で利潤を追求する多国籍企業、世界銀行、 IMFが推進する構造調整プログラム・・・。 自分たちでは何一つ価値のあるものを生み出していない人々のために、実際に生産現場で汗を流す人たちの暮らしが脅かされている。

「グローバル化」という言葉で表わされる現場を、最前線の状況を、この本は教えてくれます。

本書には、最終章にフェアトレードへの批判も書かれています。
生産現場を熟知する著者には、ヨーロッパ型の認証マークを使うフェアトレードが、欺瞞に満ちたものに感じられるようです。
「近い将来にはより良い世界、「もうひとつの世界」が構築されることになるといった(フェアトレードの)紹介のやり方は、 まさに知的な詐欺行為であるとさえ言えよう」と言っています。

その理由については、本書をご覧ください。

世界の半分が飢えるのはなぜ?―ジグレール教授がわが子に語る飢餓の真実
ジャン ジグレール 著

この本を書いたのは、スイス人の社会学者ジャン・ジグレール氏。30年以上にわたって「南」の飢えの問題を研究し、豊かな先進国の責任を問い続けている人です。

中高校生向けに書かれた本ですが、ジグレール氏の説明には、各国際機関が発表しているデータや飢餓が起きる社会的、歴史的背景、国際政治や拡大するグローバル経済の問題など、飢えが起こる深刻で複雑な背景について、非常に深い話が書かれているので、大人が読んでも十分に読みごたえのある本になっています。

貧困問題の背景が、そしてそれを解決するのに、そんなにたくさんのお金が必要なわけではないということが、 非常に良くわかる本です。

管理人のメールマガジンに、この本についての記事を書きました。

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